2009年12月20日日曜日

糖尿病対策は毎日の積み重ね

糖尿病はこれまでの生活習慣が引き起こしたのですから、その対策は、毎日の生活の仕方を変えなければならないですね。普段の生活にその対策の秘密があるというわけです。つまり、日々の食事と運動です。よし、やるぞ、と思ってみたり、落ち込んでみたり・・この繰り返しです。でも決して諦めないことですね。
そして、血糖値を日々抑えるとよいでしょう。

習慣を変えるのは大変ですが、・・希望と失望を繰り返しつつ・・必ず出来ます。日頃に意識して次のことに気をつけましょう。

★空腹時血糖値
 126以上 糖尿病
 110~125 境界型
 100超  食後、高血糖値の可能性が高い

★食生活
 魚と野菜中心、カロリー控えめに
   魚 :背の青い魚・・いわし、さば、あじ等
   野菜:緑黄色野菜・・紫色の野菜(茄子など)、トマト、鮭、葡萄、ブルーベリー、赤ワイン等

 ビタミン(抗酸化ビタミン)は食事から取る(サプリメントから取れる証拠はない)
  C、E、Aは食事から摂取する・・緑黄色野菜(人参、ブロッコリー、トマト、ほうれん草等)


脂肪
  飽和脂肪酸:牛肉、豚肉、乳製品など動物脂肪
    血液ドロドロにしやすい
    摂取過剰で動脈硬化になりやすい
  不飽和脂肪酸:n-6系 多価不飽和脂肪酸
    牛肉、豚肉、乳製品など動物脂肪
    動脈硬化や血栓形成を促進しやすい

食物繊維
 1日 25g以上 (日本人の平均10~15g)
 海藻、茸、緑黄色野菜を豊富に
 ・・・そういうけれど、どのくらい食べるとよいのでしょうか。ここが知りたいのですが、結構載っていないのです。

★対処
危険
 夕食の 遅食い→ 3時間後に寝るようにする
     ドカ食い
     即寝

適正体重
食事摂取の量が少なくなると代謝が遅くなり、活性酸素が発生せず老化が遅くなり、長生きする。

食後のウォーキング

 30分後辺りから

薬剤
 小腸での糖の吸収を遅らせる
 食後高血糖値を防ぐ→ 動脈硬化予防になる
 
血糖コントロール
糖尿病は、脳血管障害・アルツハイマー病になりやすいので、HbA1c 6.4以下を目指す。

【付記】インスリン抵抗性
この意味がなかなか理解できませんでした。
抵抗性とは、「抵抗する性質。特に、生体が、有害な環境、薬剤の作用、微生物の侵入、異種の細胞や組織の移植などに対して抵抗力を持つこと。」・・(広辞苑)
インスリンが何かに抵抗する。何にでしょうか。

今までと変わらずにインスリンが分泌されても、血液中のインスリン濃度に見合った血糖降下が得られず、血糖値が下がりにくい状態を「インスリン感受性の低下=インスリン抵抗性」といいます。・・ノボケア2009夏

この解説を見て、ようやくその意味がわかりました。でもすぐに忘れそうですが。
どうですか、いっそのこと、インスリン不感症とでも言ってみてはどうでしょうか。

2009年12月3日木曜日

後発医薬品をお奨めです

健康保険財政の赤字体質からジェネリック医薬品が推奨されてきているように思われますが。ジェネリック医薬品は安全性の確かな我が国の財産です。
我が国は少資源の国です。何事も物を大切にして、活かす・・・という気風が戦後の高度成長期に無くしたのでしょうか。

外国ではかなり前から、相当の比率で使われています。我が国で今頃というのは、業界の働きかけがあったようにも勘ぐれますが・・・薬効と安全性を良く理解して、定評あるジェネリック医薬品の使用を促進しましょう。

「広島県呉市 昨年7月から、後発薬に変更することで節約できる薬代を個別に知らせる「ジェネリック医薬品促進通知サービス」を開始。毎月約3000人を対象に実施し、今年3月までに通知を受けた人の約6割が後発薬に切り替え、約4400万円の削減効果があったという。」

一方では、かっての「安かろう悪かろう」のイメージから抜け切れず抵抗感を抱くケースも多いとの指摘もあります。実際私も一度使ってみましたが、その時は、値段はさほど安くなりませんでしたが。

ジェネリック医薬品の普及率(2008年):数量ベース
米国 68.6%
カナダ 65.6%
ドイツ 63.7%
英国 60.9%
フランス 39.8
スペイン 34.5
イタリア 32.8
日本 17.2(2007年度)

(産経新聞21.10.24より)

上記のように諸外国ではかなり前から使われています。

門真市は19日、国民健康保険加入者のうち生活習慣病で新薬を使用している被保険者を対象に、新薬より安価なジェネリック医薬品に切り替えた場合の治療費の差額を通知するサービスを開始すると発表した。
(産経新聞21.10.20)

≪コメント≫
価格は平均して、新薬の約半分だが、欧米に比べ、日本では後発医薬品つまりジェネリック医薬品の利用はかなり低い。
もっとも、ジェネリック医薬品の話が盛り上がってきたのは、健康保険が財政難になってきたからなのだ。背に腹は代えられないというわけだろう。
本来は、そうならなくても使えるものは使う、というのが自然ではないだろうか。
健保財政がここまで追い込まれてくるのははるか前から分かっていたと思う。自己変革できない日本の姿がここにも表れているのだ。

私たち普段の生活のなかで、何が問題か、諸国の状況はどうか・・なかなか気がつかない。新聞などで問題を知ると、その時は諸外国に比べかなり遅れている、ということがしょっちゅうだ。随時情報を得て、それでは私たちはどうしようか、と考えることができるとよいと思う。